別の解釈

前回のエントリーのトラックバックを見ていると、「慚愧に堪えない」の使い方は特に間違っていなくて、こうした事態を招いてしまった自分の至らなさを恥じると言っているのではという指摘があり、確かに、そういう解釈は可能かもしれません。映像を見ていた限り、あるいは、前後の文脈や後段の首相としての責任を語っているところの口調などから察するに、そういうつもりで言ったとは思えないですけど。
選挙のことを考えると、野党はむしろ、そちらの解釈を取りたいでしょうね。
僕の印象では、そう解釈すると、それはそれでまた微妙ですが。

……と、午前中まで考えていたのですが、報道によると、首相宛に遺書が残されていたようで、そういうものを読んで、「慚愧の念に堪えない」と言うのは、分かる気がします。