2009-01-01から1年間の記事一覧

タクシーの中での与太話

年末の渋滞に巻き込まれたタクシーの中で、運転手さんから聞いた話です。 運転手:「いやぁ、男って悲しい生き物ですよ。」 僕:「何ですか、急に?」 (以下、その順番) 「この前、夜、歌舞伎町でお水の女の子を乗せたんですよ。」 「ええ。」 「行き先聞い…

電子書籍としての小説

サイン会などで、よく、もっとブログを更新してください、と言われるのですが(笑)、twitterは、なぜかほとんど毎日、続いています。https://twitter.com/hiranok 仕組みが分からないと、見づらいと思いますが、僕は解説書を読んでよく分かりました。 ツイ…

対談@『新潮』、鼎談@『文學界』

先日、ポーランド大使館でショパンについての講演をしてきたのですが、ピアニストの方と会うと、『葬送』の感想を聴かせてもらうことが多くて、あれは本当に愛されている作品なんだなとしみじみ感じます。作家冥利に尽きます。分厚いですし、読者を選ぶ小説…

ツイッター始めました。

これです。 https://twitter.com/hiranok しばらくは、ゆるりとやっていきます。 もちろん、ブログも続けますが、僕の日々のよしなしごとにご興味のある方は、あわせてご覧ください。 創作メモとしても、使っていこうと思ってます。

時差ボケその他

ダブルケイイチロウ対談@ABCは、お互いに創作のことを色々と話し合えて、かなり有意義でした。 ほとんど、クローズドな雑誌対談のように、好き放題に喋ったので、聴いていた人が面白かったのかどうか、やや心配ですが。 リニアな作品の時間の流れの中で、そ…

ダブル・ケイイチロウ対談

久しぶりにジムに行ったのですが、ものすごい喘ぎ声を上げながら、大胸筋を鍛えるマシンを使ってるオジサンがいて、ハッキリ言って、うるさかったです。よっぽど言ってやろうかと思ったんですけど、まあ、それもやりすぎかなと思って、そのままプールに行き…

大阪南港フェリー乗場

阪神淡路大震災が起こった時、京都に住んでたんですが、そのあとしばらく、京都〜姫路間の新幹線の運行が出来なくなっていたので、一度だけ、大阪南港からフェリーで北九州の実家に帰省したことがあります。 飛行機代をケチって、一晩かけて門司港に着いたの…

プロジェクトCも!

うっかりしてましたが、来年に向けて、プロジェクトCも実は進行中です。 こちらは種明かしすると、ChopinのCです。 何度か、ブログにも書きましたが、来年は、ショパン生誕200周年ですので、CDやコンサートなど、『葬送』がらみで、幾つか面白い企画がありま…

プロジェクトD

映像作家の森野和馬さん、慶応大学 環境情報学部環境情報学科の中西泰人さんと、東京都現代美術館のキュレーター森山朋絵さんの肝煎りで、「プロジェクトD」(!)を立ち上げました。 中西さんとは、東京都写真美術館の「文学の触覚」展以来のおつきあいです…

バス停で『決壊』

今日の夕方、新宿通をタクシーで通りかかったら、バス停で立ったままバスを待っている女性が、『決壊』を読んでいるのを見かけました。下巻だったので、かなり、険しめの表情でしたが、気に入ってくれたのかどうか。。。 意外と自分の本(しかも、ハードカヴ…

アーヴィング・ペン

『クローズアップ現代』は、再放送も反響が大きく、前回のエントリーにも、たくさんのブックマークのコメントやトラックバックを寄せていただきました。ありがとうございました。 少しでも多くの人が、あそこで扱われた問題を知るきっかけになれば、と思って…

『クローズアップ現代』再放送

10月7日放送の『クローズアップ現代』「“助けて”と言えない〜いま30代に何が〜」にコメンテイターとして出演したのですが、放送後の反響が大きく、急遽、明日10月12日(月)の午前9時30分から再放送されることになりました。 同番組では、今年度一番の視聴率…

『王様のブランチ』

明日の『王様のブランチ』(TBS)のBOOKコーナーにゲスト出演します。 仕事場の掃除はそのためでした(もう一件、『中央公論』の「私の仕事場」の撮影もあったのですが)。 『ドーン』についての話がメインですが、その他、色々といった感じです。 たくさん…

「『探偵物語』の松田優作」 by パウル・クレー

『ドーン』は、おかげさまで、現在3刷目です。 これまで僕の本を読んでくださってた方だけでなく、初めて手に取った方、あるいは『日蝕』で挫折して以来(!)という方にまで、着実に広がっていっていることがうれしいです。 どうも、ありがとうございます!…

シルバーウィークって、前から言ってましたっけ?

皆さん、エンジョイされてますか? 職業柄、自分にはあんまり関係ないと思っていたのですが、関係大アリで、普段は月の後半に適当に散らばっている連載の〆切が全部前倒しになって先週に殺到して、けっこう大変でした。 おかげで新聞連載の原稿が進まなかっ…

パン屋に行って思うこと

京都にいた頃によく行っていたパン屋さんは、入口のところのトレイが下向きに重ねてあったんですが、アレ、いいと思うんですよね。 他のお店では見かけたことがないですが、丁度、出入り口で外からのホコリも相当舞ってるはずなので、下向きの方が衛生的なん…

ピエール・エルメに褒められた。

「WWD」(9/14,21合併号)を読んでいたら、最近のギャルブームについての特集が組まれていて、その中に、「30代でも、40代でも、自分がギャルだと思っていれば、みんなギャル」(「ハピーナッツ」編集長)というコメントがあって、なんか、サミュエル・ウル…

1TD=46,755平方メートル

マイケル・ジャクソンが埋葬される墓地は、東京ドーム20数個分なんだそうですが、この「東京ドーム何個分」というのは、いつから慣用的に用いられるようになったんですかね? 具体的なようで、実際にイメージ出来る人は、どれくらいいるんでしょう? ダンス☆…

清澄白河にMJ降臨

東京都現代美術館に行く途中、清澄白河の商店街でばったり遭遇したマイケル・ジャクソンと羽根の生えた黒い天使です。羽根はもしかして、後ろの壁の落書きだったかもしれませんが。 かかしなんだそうです。 もしこれを作った人が、マイケルが映画『ウィズ』…

地震とたんこぶ、その他

静岡の地震で、本の下敷きになって亡くなった方がいるようですが、人ごとではありません。 僕の仕事机の隣の本棚は、かなり大きいのですが、マンションの上層階だけに、地震になるとかなり揺れます。 で、いつもつい手で押さえようとするんですが、これで済…

『あなたが、いなかった、あなた』文庫版刊行

北海道の東川フォトフェスタに行ってました。 非常に有意義だったのですが、詳細はこちらでどうぞ。http://fotofes09.exblog.jp/ 連日、ジンギスカンや鹿肉を食べて、完全に肉食系男子になってます。 写真は、今年初めての花火です。 低くて近いので、なんと…

『かたちだけの愛』

暑いですね。 先日は、『ドーン』のサイン会でたくさんの方にお目にかかれてうれしかったです。 その時に、意外に多くの方から、「ブログを楽しみにしています」と言われて、ああ、このブログは読まれているのかと妙に実感しました。で、「もっと頻繁に更新…

『ドーン』目次、サイン会情報など

暑いですねぇ。。。 日中、仕事の関係で銀座を歩いていたのですが、なんというか、先が思いやられる暑さでした。 さて、『ドーン』刊行記念サイン会が、丸善丸の内本店で7/19(日)14:00〜から行われます。 『決壊』の時にも、お世話になった書店さ…

『ドーン』装幀

出来ました! いやぁ、カッコいいですねぇ(笑)。 今回は、『モノローグ』、『ディアローグ』でもお世話になった、古平正義さんにまた装幀をやっていただきました。デザインに関心のある方はよくご存じだと思いますけど、古平さんは、本当にすごい、天才的…

マイケル・ジャクソンの訃報

マイケル・ジャクソンは大好きだったので、悲しいです。 僕が初めて買った「大人の音楽」のアルバムは、『スリラー』でした。 しかも、レコードではなく、カセットテープ。 小学二年の時です。 八歳年上の姉とよく一緒に「ベストヒットUSA」を見ていたのです…

新作『ドーン』は、7月9日発売です!

『決壊』に続く、新作長篇小説のタイトルは、ズバリ、『ドーン』です! 出し惜しんでましたが、どうでしょう、もう覚えました(笑)? 『ドーン』です。ピンと来た人もいると思いますが。 講談社の「書き下ろし100冊」シリーズのひとつとして刊行されます。 …

エールフランスの事故

エールフランスはよく利用するだけにショックです。エアバスA330も何度も乗ってます。 離着陸時ではなく、離陸後四時間も経ってというのにも驚きました。食事を済ませて、気持ちよく眠っている頃だと思いますが。近々、家族が海外に行く予定で、そのあと僕自…

食い逃げ防止

ビルボードライブ東京にキザイア・ジョーンズを聴きに行ってきました。 この人は、90年代にデビューしたときには、かなりの衝撃だったのですが、良くも悪くも当時から全然変わりませんね。あの素手カッティングは生で見るとかなりの迫力でしたけど、今使って…

自転車道

久々の悪天候ですね。 三島賞の選考も終わり、新作も再稿の校閲待ちの状態なので、今日は一日、次作に向けて仕事場の整理をして、溜まっていた本を読んでいました。こういう時間が少し出来ただけでも気分が大分違います。 このところ、ウンザリするようなく…

昨日(5月15日)は、何の日だったでしょう?

気がつけば、一ヶ月も放置したままになってましたので、なんとなく更新してます。 それにしても、小説の舞台を募集してから、もう一ヶ月が経ってたんですね。 早すぎる! 時間の感覚が全然ありません。。。 小説の舞台は、「海辺の美しい場所」、「恋愛小説…