2006-01-01から1年間の記事一覧

大竹伸朗「全景」@東京都現代美術館

大竹伸朗氏の回顧展「全景」を東京都現代美術館に期間末ギリギリで見に行ってきました。 http://shinroohtake.jp/index.html 明日24日までやってますので、まだの方は是非。 今日は土曜日だったせいもあってか、驚くほど盛況でした。いやぁ、それにしても…

アツイ男

旧友の江島健太郎が、CNETの自分のブログで、『ウェブ人間論』について理解のあるコメントを書いてくれました。ありがとう。http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/003431.htmlしかし、今回のエントリーで断然面白いのは、googleについての彼の見解と、…

『ウェブ人間論』、ついに刊行!!

すでに献本して読んでいただいた方の感想がウェブ上に出始めていますが、店頭にも今日辺りから並ぶはずですので、ご興味のある方は、是非、チェックしてみてください! 読み物としてエンジョイしてもらえれば、もちろん何よりですが、対談ですからページごと…

トホホなメール

最近、ジャンクメールが多くて、ウンザリしています。 そろそろアドレスも替え時かなとは思うのですが、新しいアドレスをどの程度の範囲の人にまで告知するか、結構悩みますね。もう何年も連絡を取ってない人もいますし。 それを考えるのが面倒くさくって、…

Youtube、以前以後

去年は、ジャズ批評家の小川隆夫さんと『Talkin' ジャズ×文学』(平凡社)という対談本を出したのですが、これが好評で、目下、第2弾となるプロジェクトの準備をしています。で、マイルス・デイヴィスが敬愛してやまなかったボクサー、シュガー・レイ・ロビン…

「普通においしい」

意外に思われるかも知れませんが、僕は「日本語の乱れ」と言われるような話が好きではありません。 「どうぞ、いただかれてください」のように、謙譲語と尊敬語とがヘンにゴチャゴチャになっていると気になりますが、俗語や流行語に過剰反応するのはバカげて…

『ウェブ人間論』、アマゾンetcにて予約開始!

以前にチラッとお話ししてましたが、「新潮」誌上で行われた梅田望夫さんとの対談が、新潮新書として刊行されることになりました。タイトルはズバリ、『ウェブ人間論』です。 発売日は12月15日ですが、いち早く、11月17日から以下のネット書店でも予…

JALショッピング→Amazon.com

最近知ったのですが、JALショッピング http://books.jal.co.jp/index.html を経由して、アマゾンで本が買えるんですね。何がいいかというと、マイルが貯まることです。 僕はあんまり必死にマイルを貯めたりしない方ですけど、海外に行く機会も多くて、先日何…

世界中の人が、毎日、ロバート・フリップの音楽を聴く時代。。。

ズバリ、ありえません(笑)。 僕は今頃知ったのですが、Windows Vistaの起動音は、ロバート・フリップが作ったそうです。 この発想は、かなり画期的ではないかと。 僕的には、windows 95のブライアン・イーノよりインパクトがあります。 感動したというより…

ドナルド・キーンさんと対談

昨日、というか、もう一昨日ですが、新宿文化センターでドナルド・キーンさんと対談しました。といっても、僕はほとんどインタヴュアーのような感じで、企画の趣旨に添って、主に三島由紀夫についての個人的な思い出なんかを伺ったんですが。 キーンさんとは…

ブラッド・メルドー・トリオ『ハウス・オン・ヒル』

今年は例年以上によくコンサートに行ってますが、先月のブラッド・メルドーは、かなり良かったです。 ちょっと前に出た『ハウス・オン・ヒル』も、目下、ヘヴィ・ローテーション中です。 この作品には、彼自身による何時にも増して長い解説が付いているんで…

新作長篇『決壊』、「新潮」にて連載開始!&『高瀬川』(講談社文庫)10月13日発売!

今年に入ってからずっと取り組んでいた新作長篇『決壊』が、いよいよ、今月発売号(11月号)から連載開始されます。 かなり長いものになりそうですが、僕としては、これを自分の第三期の最初の作品だと考えています。 長篇の連載は初めてですが、ともかくも…

『本の読み方 スロー・リーディングの実践』好評発売中!

8月に刊行したPHP新書の『本の読み方 スロー・リーディングの実践』ですが、発売後一ヶ月半で四刷と、よく売れています。今まで僕の本を手に取ったことがなかった人も、「これまでの読書の仕方を考え直すきっかけになった」と、うれしい感想を寄せてくれて…

『音楽と文学の対位法』(青柳いづみこ著)

青柳いづみこさんとは面識はないのですが、最新の御著書を送っていただきました。 第三章「ショパンとハイネ」で、『葬送』について丁寧な言及をしてくださっていて、うれしかったです。その他、「ランボーの手、ドビュッシーの手」など、興味深い話が満載で…

続カタカナ表記

トラックバックを見て、Danさんが、以前、江島健太郎とcnetでやりとりした時にコメントをくださった方だと今頃気がつきました。 「新潮」11月号から始まる長篇『決壊』の連載第一回目のゲラを見直しながら、カタカナ表記問題をまた考えてしまいました。ど…

カタカナ表記について

前日のブログで、「テレヴィ」と書いて、さっそく、「なんだそりゃ?」というツッコミを受ける。 僕は小説の中でも、よくこの表記をしていて、これまでにも色々言われてきたが、やめません(笑)。 小説だと、例えば、大江健三郎氏なんかも、「テレヴィ」と…

HPの過去のメッセージ

あまり意味があるとも思えませんが、一応、今年に入ってからのメッセージを幾つかブログに掲載してみました。 いかにも、作者が読者に向かって書いた、という感じで、ブログっぽくないけれど、それを言うなら、そもそもブログを始めるきっかけとなった文章こ…

ブログを始めました。

9月15日の文章をHPのメッセージ欄で公開していたのですが、web2.0の話をしているのに、発表の方法がweb1.0的だというのは矛盾しているという指摘を受けまして、もっともなことだと、これを機にブログを始めました。 過去のメッセージも、見られるようにし…

web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて

普段、なかなか、このメッセージ欄も更新されないので、たまに何か書くときには、せめて明るい、希望に満ちた話をしたいが、今日の話題は、私がこの6年間、一度も語ってこなかった極めて不愉快なとある出来事についてである。内容が内容だけに、冷静に書く…

『本の読み方 スロー・リーディングの実践』刊行!

お盆も終え、そろそろ暑さも峠を越す頃ではないかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか? 僕は、いよいよ新作長篇の執筆に取りかかり、その冒頭部分で四苦八苦しています。 長篇は、最初はまだ登場人物も固まらないし、スタイルも不安定なので、なかなか…

刊行から一ヶ月を経て

『顔のない裸体たち』の刊行から一ヶ月ほどが経ちましたが、もうお読みいただけましたでしょうか? まだの方は是非! 例によって、賛否両論色々ですが、僕はそれを健全なことだと思っていますし、だからこそ、小説としては、まぁ、成功してるんじゃないかと…

『顔のない裸体たち』刊行迫る!

年始の決意は何処へやらで、また更新が滞ってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか? 今年は花粉が少ないので、例年になく気分良くこの季節を過ごしています。 もっとも、僕は杉より檜の方が辛いので、これからなのですが。。。さて、『顔のない裸体た…