「コメ兵」で驚いた話

先日、新宿の伊勢丹に行った時に、向かいに建ってる「コメ兵」という巨大なリサイクル・ショップの存在に初めて気がついて、どんなもんかと中に入ってみたのですが、いや、ホント、すごいですね。


時計とかバッグとかのフロアをザッと見て、一番上の楽器フロアに行ったんですが、昔の質屋のイメージで、まぁ、メーカーも知れないような安物の楽器がちょろっとあるくらいだと思っていたら、あるはあるは、とてつもない数のギターが並んでいて、しかも、「えっ?」というようなヴィンテージものまであって、呆気にとられてしまいました。あれだけのギターが、熱烈な憧れとともに購入されては、飽きられて売られていったのかという(笑)。


68年のストラトが120万円くらいで売ってあったのですが、そんなものをどこぞから買ってきて、「コメ兵」に売りに行くとは、相当の「ツウ」ですね。売るにしても、普通、ヴィンテージを扱ってる楽器店にでも持っていきそうですが、ああいうリサイクルショップの方が、案外、高く買ってくれるということを知ってたんでしょう。いや、知らないですよ、本当に高く買ってくれるのかどうかは。でも、多分。
あるいは、もっと差し迫った事情があったのか。。。


買い物のあとで疲れていたので、結局、何も買わずに帰ってきたんですけど、結構、「芋粥」的というか、見てるだけで、もういいや、という気分になります。
興味のある人は、社会見学に行ってみてください。