ドラムバカ一代!(あるいは、テリーズ・ブートキャンプ)

月曜日、六本木のスイートベイジルに、テリー・ボジオのドラムソロ・ライヴを観に行ってきました。
いやぁ、スゴかったです。けっこう、笑う気満々で行ったんですけど、なんか、笑いを超えてましたね。
立派です。エライです。おまけに、見た目が若かったです。もう57歳らしいのですが。
あれは、ドラム式ブートキャンプですね。そりゃ、二の腕も引き締まるでしょうという感じで。

それにしても、あんなにうまくて、あんなに横系のグルーヴがないドラムというのは、ちょっと奇蹟的じゃないかと(笑)
逆にそれが、かっこよかったんですが。
最近、KORNのアルバムで叩いたりしてましたけど、やっぱり、基本はロック・ドラマーだなと感じました。
ずっと、メロディを叩いていて(マイルスの「スパニッシュ・ノート」もやってました)、伸ばす音はロールなんですが(!)、構成がドラマチックで、キャッチーなフレーズをバシバシ叩くので、退屈しません。
特に、クライマックスに向けて、連打されるクラッシュシンバルが、切れ味鋭く、ク〜ル。
2時間半、15分の休憩を一回挟んだだけで、ずっと叩きっぱなしでした。
あと、どうでも良いことですが、客席にいた17歳の息子さんが、なかなかのイケメンでしたね。日本好きそうだったなぁ。

我が道を行く!も、あそこまで極めれば、大したもんです。ある意味、究極の大道芸人的なところもありますけど。
しかし、アンコールで、フランク・ザッパの「ブラック・ページ」がコールされて、感涙を流さんばかりに盛り上がる会場って、一体、……

写真は、携帯で撮ったのであんまりきれいじゃないんですが、これです(笑)f:id:keiichirohirano:20071029221749j:image