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1TD=46,755平方メートル


マイケル・ジャクソンが埋葬される墓地は、東京ドーム20数個分なんだそうですが、この「東京ドーム何個分」というのは、いつから慣用的に用いられるようになったんですかね?
具体的なようで、実際にイメージ出来る人は、どれくらいいるんでしょう?
ダンス☆マンの替え歌(←なつかしい)で、「東京ドーム1個分ってどんくらい?」というのがありましたけど、調べてみたら、46,755平方メートルなんだとか。意外と狭いような、広いような、それすら分かりません。


いっそ、1TD(いちとうきょうどーむ)=46,755平方メートルという単位にしてしまったらどうかと思ったのですが、wikipediaには、既に「東京ドーム(単位)」という項目がありました。


数万人単位の人を収容できる大会場に行くと、広さもさることながら、統計上の人間の数の具体的なイメージが掴めるようになります。
さいたまスーパーアリーナで格闘技の試合を見ていると、来場者数の発表で、「2万人」とかいう数字を耳にするのですが、会場を見回すと、ああ、2万人ってこういう「量」の人間なのかと、ものすごくよく分かります。


本が2万部売れるというのは、これだけの数の人が読んでくれるということなのかとか、戦争の犠牲者の数が2万人とかいうと、これだけの人が死ぬということなのかとか、数字が急にリアルに感じられてきます。
『ドーン』では、マジソン・スクエア・ガーデンの収容人数を戦争の犠牲者数と対比する場面を書きましたが。


ところで、その『ドーン』で、ドゥマゴ文学賞を受賞しました。
渋谷で大きな広告が出るそうです。
これを機に、また一人でも多くの人に読んでいただければ幸いです。


選挙は予想通りの結果でしたけど、320議席に届かなかったのは良かったんじゃないですかね?
僕は二大政党制はベストではないけれど、現実的にはやむを得ないと思っていて、ただ政府は今回みたいに、大政党+小党の連立という形が良いんじゃないかと思っています。小党がどういう党かというのは非常に重要ですが。


今回民主党が大勝した(自民党が大敗した)要因は複合的で、あげだしたらきりがないですけど、民主党が、選挙の当事者でありながら、「政権交代可能な二大政党制の実現」という、メタレヴェルのメッセージを同時に発し続けたのは、やっぱり大きかったと思います。そうしたシステムの実現に参加したい人は、民主党に入れざるを得ないわけですから。
ここらで、与党がダメなときには野党に交代という仕組みを作っておかないと、将来が危ういというのは、有権者の生存本能じゃないでしょうか。よいプレイヤーが活躍できるためには、システムそのものを適正化すべきだという感覚は、今の世の中、強くなってきていると思います。


財源問題が議論になればなるほど、結局のところ、ギリギリまで無駄をカットしてみて、日本には今、どれくらいの金があるのか、一度はっきり知りたい気持ちにさせられました。
その不透明感を払拭したいというだけでも、政権交代を支持するのには十分な理由で、ネットでマニフェストを配信できないというお粗末な現状のせいもありますが、本当のところ、マニフェストをしっかり読んで投票した人は少ないんじゃないですかね。


いずれにせよ、参議院選が近いというのはいいことで、民主党も一生懸命やるでしょう。多分。