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最近、気の毒な二人

その1:朝青龍

まぁ、そりゃ、ウソは悪いですけど、そこまで目くじら建てることかな、と。
実質、引退勧告なんていわれてますけど、相撲ファンはそれでいいんですかね?
「国技」とか、「横綱としての品格」とか、そういう話に関心がないので、もっとスポーツライクでもいいんじゃないかという気がしますが、「いや、相撲は相撲だ!」という意見は、尊重します。
僕は、むしろあの映像を見て、朝青龍って、やっぱり運動神経がいいんだなぁと感心しました。機敏すぎて、なんだ、元気じゃないか!となったんでしょうが(笑)
相撲は相撲の世界で、守るべきルールがあるでしょうから、イヤになったら、UFCにでも出て欲しいです。
間違いなく、曙よりも向いてるでしょう。

その2:楳図かずおさん

建築というのは、確かに難しいですけどね。
フランク・ゲーリーが大嫌いな人にとって、近所にグッゲンハイム美術館みたいな建物が出来たら、それはそれで悪夢でしょう。イヤな本やCDなら、捨てればそこで関係を絶つことが出来ますけど、建築は否応なく生活の内部に止まり続けますから、そういう暴力性は確かにあります。

ただ、何を美しいと感じて、何を素晴らしいと感じるかの合意形成は、簡単じゃないです。
奇抜な建築物が暴力的なら、「常識的に認められる景観」という考えにも、もちろん、暴力性は含まれています。

楳図さんは、いつも赤白のストライプの服を着ていて、自宅もそうしたかったみたいですけど、たとえば、クロムハーツが大好きなロック・ミュージシャンが、真っ黒の壁に髑髏のモチーフをたくさんちりばめた家を建てたいと思った時はどうなんですかね? 見る人が見れば、最高にクールなんでしょうし、嫌いな人にとっては「悪魔の館」にしか見えないでしょう。
まぁ、ゴミ御殿みたいに、異臭がするとか、ゴキブリが大量発生しているとか、あるいは高層ビルで日当たりが悪くなるとかは実害がありますけど、家のテイストが嫌いとかいうのは、しょうがない話だと思いますが。タクシーなんかに乗ったら、「あ、あのヘンな家の隣です。」とか言って、説明しやすくて便利ですよ。

そうなると、結局は話し合いしかないわけで、いきなり訴えるというのは、ちょっと過剰反応だと思いますが。