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ブラッド・メルドー・トリオ『ハウス・オン・ヒル』

 今年は例年以上によくコンサートに行ってますが、先月のブラッド・メルドーは、かなり良かったです。
 ちょっと前に出た『ハウス・オン・ヒル』も、目下、ヘヴィ・ローテーション中です。
 この作品には、彼自身による何時にも増して長い解説が付いているんですね。話としては、ジャズでは、作曲の完成度を上げていくと、アドリブの自由度が下がる、といったジレンマについてで、人によっては、今更なんでこんなことを彼ともあろう人が必死に書いているんだろうと不思議に感じるような内容なのですが、僕はこういう仕事の仕方は好きですね。誰もが当たり前みたいに知っていることを、自分なりに緻密に探求し直すことで、他の誰にも真似できないような表現に到達できる。こういう地に足の着いた、確実な仕事が、飛躍的な結果を生み出すことに僕は感動してしまいます。

 それにしても、曲も演奏もスゴイですね。ジャズに関しては、ジョシュア・レッドマンブラッド・メルドーとは、今後もちゃんとフォローしていきたいなと改めてつくづく感じた一枚でした。また一緒に来日して欲しいなぁ。。。